ゆーじあむ

自分自身も楽しむためのあれこれを探求中。 海外古典ミステリとリラックマが大好き。愛媛県在住の薬剤師。

ポーカー

クイーンの定員

定員No. 79:いかさま師のトリックを暴いていくユーモラスな短編集;『悪党どものお楽しみ』

2021/7/5  

このカテゴリーの最初の記事に参考図書として挙げている『世界ミステリ作家事典[本格派篇]』(国書刊行会)。 その最後から2番目に取り上げられた劇作家パーシヴァル・ワイルドの諸作は、この本が刊行された19 ...

こうもり傘

クイーンの定員

定員No. 47:ユーモアとウィット、逆説と奇想にあふれた『ブラウン神父の童心』

2021/11/20    ,

エラリー・クイーンは、「これまでに創造された探偵三巨人」として、ポーのデュパン、ドイルのシャーロック・ホームズ、そして、今回ご紹介するチェスタトンのブラウン神父を挙げています。 記念すべきブラウン神父 ...

秘密

クイーンの定員

定員No. 5:デュパンが探偵小説のアダムなら、イヴは誰?;『パスカル夫人の秘密』

2022/1/21    

以前の記事で、エドガー・アラン・ポーが1841年に世界で最初の探偵小説「モルグ街の殺人」を書き、小説に登場する探偵すべてのアダム(つまり、小説上の最初の男性探偵)というべきC・オーギュスト・デュパンを ...

モノクル

クイーンの定員

定員No. 37:神出鬼没のアンチ・ヒーローに胸が高鳴る 『怪盗紳士ルパン』

2021/11/20    

このカテゴリーで、アルセーヌ・ルパンが探偵として活躍する連作短編集『八点鐘』(クイーンの定員No. 69)を紹介しました。 探偵としてのルパンも魅力的ですが、やはりルパンと言えば「怪盗紳士」。この記事 ...

アルファベットのグミのフリー画像(写真)

シャーロック・ホームズ フランス語の学習 英語の学習

シャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンで外国語の学習

2021/11/20    

以前、当サイトで記したことがありますが、私が大学時代にフランス語を第二外国語として専攻したのは、アルセーヌ・ルパンの作品をフランス語で読みたかったからでした。 自分の趣味は、外国語を学ぶ強力な動機とな ...

結び目

クイーンの定員

定員No. 41:最も有名な「シャーロック・ホームズのライヴァル」のひとり;『隅の老人』

前回ご紹介したアンナ・キャサリン・グリーン。 それに少し遅れて、海を渡ったイギリスではハンガリー出身の女性が奇妙な老人を主人公にした連作を発表し、評判を呼んでいました。 それがバロネス・オルツィの隅の ...

The house in the mist

クイーンの定員

定員No. 54:「探偵小説の母」が奏でる『ミステリーの最高傑作集』

2021/11/20  

以前の記事で「探偵小説の父」をご紹介しました。 では、「探偵小説の母」、「推理小説の母」は誰になるかと言えば、1878年に発表された処女長編『リーヴェンワース事件』が出世作となったアメリカの作家アンナ ...

ハートの女王

クイーンの定員

定員No. 3:抜群のストーリーテラーであるウィルキー・コリンズの『ハートの女王』

2021/11/20  

以前の記事で、「クイーンの定員」の最初の短編集をご紹介しました。 これからしばらくは、最近リニューアルされた『世界推理短編傑作集1〜5』(江戸川乱歩 編;創元推理文庫)の作品配列に従いながら、2019 ...

Sherlock Holmes

クイーンの定員 シャーロック・ホームズ

定員No. 16:どの翻訳で読まれますか? 『シャーロック・ホームズの冒険』

2022/12/16    

今回の記事は、「クイーンの定員」に選ばれた短編集の中で最も有名な、と言っても過言ではない、アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの冒険』を取り上げます。ご存じ、[ホームズ物語]の最初の短編 ...

エドガー・アラン・ポー

クイーンの定員

定員No. 1:「探偵小説の父」が紡ぐ12の『物語』とミステリー

今回の記事は、本格ミステリの生みの親であり、「探偵小説の父」、「推理小説の父」とも呼ばれるエドガー・アラン・ポーの短編集を取り上げます。(なお、「探偵小説の母」については、こちらの記事をご参照ください ...

英語のリスニング

英語の学習

『ボキャブライダー』をフル活用して「英単語の波をのりこなせ」

2023/2/4  

2022年度も、私はNHKの英語講座「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」、「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」、「太田光のつぶやき英語」、「ニュースで学ぶ『現代英語』」、「遠山顕のいつでも!英会話入門 ...

Poirot

クイーンの定員

定員No. 71:「小さな灰色の脳細胞」が大活躍する『ポアロ登場』

「クイーンの定員」カテゴリー第3回目は「小さな灰色の脳細胞」の持ち主、名探偵ポワロの登場。アガサ・クリスティーです。 このカテゴリーの目的については、こちらの記事をご参照ください。 作品の詳細データ ...

yuseum-tm.comでAdSense広告の表示準備完了のお知らせ

WordPress

【2019年3月〜】33回目のGoogleアドセンス審査でついに合格した当サイトから学んだこと

2022/3/3    

2019年3月23日のお昼過ぎに、ついにGoogle AdSense(以下、アドセンス)の広告表示の準備が完了したというメールを受け取りました! この女性の横顔を拝見するのを、どんなに待ちわびたことか ...

黒猫

フランス語の学習

フランス語を身につけるのに最適な教材:『金色の眼の猫』

2022/12/16    

私は大学生の時に、第二外国語としてフランス語を学びました。 ここでは、その時に大変お世話になった教材をご紹介します。 フランス語を学びたいと思ったのはアルセーヌ・ルパンの影響 以前の記事にて、私が中学 ...

おじいさんの時計

クイーンの定員

定員No. 69:アバンチュールに胸をときめかせた『八点鐘』

2021/11/20    

「クイーンの定員」カテゴリーの第2回目は、モーリス・ルブラン『八点鐘』を取り上げます。 このカテゴリーの目的については、こちらの記事をご参照ください。 ルブランと言えばアルセーヌ・ルパンの生みの親で有 ...

A Mad Tea-Party | Alice's Adventures in Wonderland

クイーンの定員

定員No. 90:新訳で親しみやすくなった『エラリー・クイーンの冒険』

2021/11/20    

このカテゴリーで記事を書くのは初めてなので、最初にその目的を記します。 はじめに;このカテゴリーの目的 このカテゴリーは、作家エラリー・クイーン(ことにフレデリック・ダネイ*)が欧米探偵小説史上最も重 ...

シルクハット

シャーロック・ホームズ

テレビで見た「動くシャーロック・ホームズ」に心を躍らせました

2022/12/16    

これまでの記事で、私がシャーロック・ホームズに「はまる」きっかけとなった事柄をいくつか挙げましたが、私が中学生の時にたまたま見かけたテレビドラマ、これを挙げないわけにはいきません。 この記事ではそのテ ...

シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ

「注釈付き」シャーロック・ホームズ全集に魅せられて

2022/12/16  

私は高校時代に、ベアリング-グールドという人物が注釈をつけた「シャーロック・ホームズ全集」にはまってしまい、ますますホームズに興味を持つようになりました。ここでは、それを含めた「注釈付き」シャーロック ...

シャーロック・ホームズのシルエット

シャーロック・ホームズ

小学生から楽しめる名探偵シャーロック・ホームズ全集と事典

2022/12/16  

私は海外古典ミステリを読むのが大好きですが、そのきっかけは今から30年以上前、小学生の時に「シャーロック・ホームズ全集」に出会ったことから始まりました。 この記事では、現在の小学生、さらには中・高校生 ...

英会話の学習

英語の学習

1週間3レッスンだから3年半続きました ー NHKラジオ 遠山顕の英会話楽習

2022/9/23  

2018年4月に開講のNHKラジオの英語講座「遠山顕の英会話楽習(がくしゅう)」。過去にNHK英語講座を勉強したことのある私は、途中で挫折したことが多々ありましたが、久しぶりに挑戦した今回は3年半続けられました。その魅力をご紹介。